事件処理の方針策定の重要性

弁護士になりたての頃、多くの弁護士から様々なことを教えていただきました。

 

そのうちの1つに、受任時に事件処理の方針を策定することの重要性があります。

 

一口に「事件処理の方針」といっても、検討するべき事項は事案によって様々です。

 

適切な事件処理の方針の策定のためには、その事件のポイントになることを把握しなければなりません。

 

また、一旦事件処理の方針を策定しても、状況が変更した場合には、その都度、事件処理の方針を再度検討しなければなりません。

 

私は、弁護士になりたての頃から、事件処理の方針の策定を行ってきたつもりですが、今思えば、検討が不十分だったケースもありました。

 

現在、依頼者様のご意向に沿った解決のためには、あらかじめ適切な事件処理の方針の策定ができているかどうかで決まるのではないかとさえ考えるほど、事件処理の方針の策定には時間を掛けています。

 

どんな事件でも、受任時と示談交渉の前など、最低でも2回は時間を掛けて事件処理の方針を再検討しています。

 

また、事件処理の方針の再検討が必要となる場合には、その再検討の時期を逃さないことが重要です。

 

事件を多く抱えて忙しい時などには、事件処理の方針の再検討が必要になっている状況を見過ごしてしまう危険性もありますので、注意が必要です。

 

そのため、私は、1週間に1回はすべての案件の進捗状況を確認し、事件処理の方針の再検討の必要性がないか確認しています。